やいと屋又左衛門's blog
　　　　　　　　　　黄帝内経に学ぶ東洋医学の知恵

私が鍼灸師になったのは19歳。そこから30年ばっかやいととは親しい関係です。実を言うと鍼はあまり好きではありません。打たれるのも打つのも・・・。それに比べやいとは実にいい、気持ちいい、しみる熱さがたまりません。これは癖になります。
最近の若い女性は実に冷え症の方が多いですな。食べ物なのか、環境なのか、運動不足なのか、、、現代社会では理由をあげたらきりがありましぇん。そーいう人にやいとはじつにいいです。私も最近知ったのですが、20代30代の女性向けに
やいとの本がいっぱい出ていたんですね。ちょっとしたブームになっていたみたいで、、、やいと屋としてはちょっと乗り遅れておりました（汗）。とはいっても4000年も前からやっている療法ですからね、はやりすたれとは無縁でしょうな。
日本は四季があり1年をとおして気温の変化が結構ありますよね。湿度も結構ある。こういうところで暮らしていると、からだの中に湿がたまるんです。湿といってもピンと来ないとおもいますが、これが入るとからだの中の水の流れを阻害して、停滞させてしまう
結果これが冷えにつながるんですな。湿があるとからだが重くなるから、冷房や除湿でカラッとさせてしまうと今度はからだの水分を取られすぎてかぴかぴになってしまう。潤い肌とは程遠いですな。このバランスが難しい。女性の悩みは尽きませんな。
だから、やいとはいいですよ～～～。なんのこっちゃ。